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レントゲン(CR)、骨密度、心電図検査、各種血液検査、動脈血酸素飽和度 等
電子カルテの導入により迅速かつ確実な診断をおこなっています。
日常の体調に不安、疑問を感じたらどのようなことでもご相談ください。
脊髄から枝分かれした神経は、頚部、上肢、胸腹部、腰部、下肢などに分布しています。硬膜外ブロックではどこに分布する神経であっても、 その神経の通り道である硬膜外といわれるスペースに薬剤を注入することが可能です。これにより、痛みのある部位に分布している知覚神経と 交感神経の両者を一時的に遮断することで痛みの悪循環を断ち切り、治療効果を発揮します。
星状神経節は第6、7頚椎(首の骨)の横突起という部位にある大きな交感神経の節のことで、主に頭頚部、顔面、上肢といった上半身の自律神経調節、血流の調整に働いています。 この部位に薬剤を注入することで交感神経が遮断され、上半身の血流が改善されることで様々な治療効果を発揮します。 また交感神経の緊張が緩和されることで、自律神経系のアンバランスが改善され、リラックスした状態をつくりだします(緊張状態から解放されホッとした時の気持ちを思いだしてみてください)。 星状神経節ブロックは頚部への注射であり、専門的な技術と知識を要する治療法ですが、訓練されたペインクリニック医のもとであれば安全に治療することができます。
慢性的な痛みによる筋肉の緊張が生じている部位では、血管の収縮、血流の低下により痛みの伝達物質が停滞し、痛みの悪循環が生じています。 このような部位では圧迫によって痛みを感じたり(圧痛点)、時には圧迫部位とは別の部位に痛みを感じることもあり(関連痛)、トリガーポイントとよばれています。 トリガーポイント注射ではこの部位に直接薬剤を注入することで局所の血流改善、痛みの伝達抑制が期待できます。
光線療法では星状神経節への照射では星状神経節ブロックに準じた、また痛みのある局所への照射では血流改善による痛み物質や炎症物質の洗い流し効果から、鎮痛、腫脹の軽減が得られます。
光線療法は効果の強さや確実性では神経ブロックに劣る面もありますが、低侵襲で安全な治療法です。神経ブロックと併用したり、交互におこなうことで効果の増大が期待できます。