江東区 内科 麻酔科 わらび内科・ペインクリニック

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〒136-0071
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当クリニックの特徴

当クリニックの特徴

当クリニックは内科、麻酔科、ペインクリニック内科を標榜しています。
麻酔科はその専門性の高さから、医師のなかでクリニックでの標榜に厚生労働省の許可を必要とする唯一の科です。 しかし、皆様には麻酔科医が実際どんな仕事をしているのか、そしてなぜペインクリニックとの係わりがあるのか、そしてペインクリニック内科とはどんなものなのか? 疑問に感じる方々も多いかと思います。


麻酔科とペインクリニック

麻酔科医の大きな仕事は、手術を受けられる患者さんの全身管理です。
全身麻酔=眠らせること、と考えられることが多いかもしれませんが、実は全身麻酔の本質は眠らせることではなく、周術期に生じるさまざまな侵襲から患者さんを守ることにあります。 具体的にいえば、手術によって変動する呼吸や血圧、体温などを正常な状態に維持し、出血や痛みが患者さんに与える影響を最小限に抑えるよう努めています。 特に手術にともなう痛みを適切に遮断することは、患者さんのQOLを上げるだけでなく、術後の経過にも影響してくることが示されています。
現在、ペインクリニックにおける神経ブロックで広く用いられる硬膜外ブロックや末梢神経ブロックは、手術中の痛みを抑える手段として発展したものです。 これらの手段を用いて、手術患者さんだけでなく痛みに苦しんでいる患者さんの治療をおこなうようになったのがペインクリニックの起源になっていると考えられ、 麻酔科とペインクリニックの関連、そしてペインクリニックをおこなう医師に麻酔科医が多い理由がおわかりいただけるかと思います。また非常にまれではありますが、 神経ブロックにおいては迅速な呼吸や循環管理を必要とするような合併症が生じる可能性がゼロではありません。このこともペインクリニック医に手術中の呼吸、循環管理を専門とし、 緊急時の処置にも対応できる麻酔科医が多い理由のひとつだと考えられます。


ペインクリニック内科とは

痛みや精神的ストレスは食欲や免疫力の低下、うつ状態などを引き起こし、体調を崩しやすくしたり、かぜをひきやすくするなど、それ自体が内科的な異常を引き起こすことがあります。 また、逆に内科的な疾患により痛みを生じたり、痛みが増悪することもあります。特に基礎疾患として高血圧や糖尿病といった生活習慣病をはじめ、狭心症、慢性胃炎などの疾患がある場合は注意が必要です。 このように痛みと内科的な異常とはお互いに影響しあって問題を大きくしてしまう可能性があるのです。
ペインクリニック内科では痛みをとるだけでなく、内科的な疾患も含めて患者さんひとりひとりの健康状態を把握し、全人的な治療をおこなうことで患者さんの体調を維持していくことを目的としています。


予防医学、アンチエイジングとペインクリニック内科

東洋医学には未病といわれる状態があります。病気としてはあきらかではないが体は異常を感じている状態、つまり病気の前段階と考えてよいかもしれません。 予防医学とはこの未病の状態から病気へと移行することを防ぐ医学と考えられます。人の体にはもともとこの状態を察知し、異常を取り除こうとする自然治癒力が備わっています。 本来、痛みも体の異常を知らせるシグナルであり、人の体では痛みによって知らされた異常を認めると、それを排除しようとする治癒能力が発揮されるはずです。
近年、アンチエイジング(抗老化)という言葉が広く使われていますが、人の持っている自然治癒力を高め、体の変化を抑えるという点からいえば、予防医学こそが究極のアンチエイジングといえるかもしれません。
ペインクリニック内科では内科的疾患の治療をおこなうと同時に、神経ブロックや光線療法、針治療、漢方薬など、ペインクリニックの手法を用いて本来患者さんが持っている治癒能力を引き出し、予防医学の観点からも体を正常な状態に近づける手助けをしていきます。